「子ども1人に毎月10万円」──参政党の少子化対策と、私が個人で続ける精子提供活動のお話

こんにちは。精子提供ドナーとして活動しながら、生まれてきたお子さんには高校卒業(大学進学なら卒業)まで毎月10万円をお届けする──そんなちょっと珍しい取り組みをしている者です。
最近、ニュースやSNSで話題になっている参政党の公約をご存じでしょうか? 参政党は「子ども1人につき月10万円を支給し、子育てコストを国が全面的にバックアップする」という壮大なビジョンを掲げています。もし実現すれば、出産や子育てに伴う経済的不安がぐっと軽くなり、多くの人が「子どもを迎えたい」と前向きに考えやすくなるはずです。
ところが、公的制度は法案成立から実際の給付開始までタイムラグがつきもの。「いつ叶うの?」と待つ間にも、妊娠・出産のタイムリミットは進み続けます。
そこで私は、今すぐ行動したい人のために“できる範囲のミニ政策”を先にやってしまおうと考えました。それが、私の運営するサイトの無償精子提供・養育費支援モデルです。この記事では
- 参政党の10万円政策が投げかける社会的インパクト
- Mother‑Bridge が個人レベルで実践している「月10万円×最大22歳まで」の仕組み
- 実際の提供方法・費用負担・契約の流れ
- 相談してみたい方へのステップガイド
を、まとめます。
※本記事は特定の政党を応援する内容のものではなく、実際の政治活動との関りは一切ありません。
1. 参政党の「月10万円給付」が示すもの
参政党の提案は、一言でいえば「子どもを持つハードルを国が肩代わりします」という宣言です。
- 出産直後から教育終了まで、定額 10 万円 × 18〜22 年
- 所得制限なし(現行児童手当と異なり“逆転現象”が起きない)
- 給付原資は消費税の一部組み替えや国債発行でまかなう構想
賛否は分かれるものの、ポイントは「月10万円という具体的な数字」が持つ心理的インパクト。家計簿をつけている方なら、教育費・住居費・食費にまわせる金額がどれほど助けになるかピンと来るはずです。
2. Mother‑Bridge が実践する“ミニ政策”──仕組みと哲学
「制度が動くまで待てない。だったらまず自分がやろう」
そう決めて 2023 年に始めたのが Mother‑Bridge。関東エリアを中心に、選択的シングルマザーやLGBTQファミリー、男性不妊でお悩みのカップルに無償で精子を提供し、DNA 検査で血縁が確認できたお子さんには月10万円を送金します。
項目 | 内容 |
---|---|
対象 | 私の精子提供で妊娠・出産された母子 |
支給額 | 月10万円(日割り適用:誕生月のみ出生日から計算) |
期間 | 高校卒業まで(進学時は22歳3月まで延長) |
支給総額 | 約2,160万〜2,640万円/1人 |
医療費 | 妊娠・分娩に関わる費用は全額ドナー負担 |
「精子だけでなく未来の生活も支援したい」という思いからスタートした完全自己資金モデルです。私個人は 50 代前半の男性で、中小企業(年商約10 億円)の代表取締役。経営者として得た収益を“次世代投資”というかたちで社会に還元しています。
3. 提供方法とステップ
- お問い合わせ
- フォーム・LINE・X(旧Twitter)DMで受付
- 匿名・ハンドルネーム可、顔出し不要
- 面談(オンライン/対面)
- 健康状態、提供方法、契約内容を相互確認
- 疑問点は遠慮なく全部質問
- 提供方式を選択 クリニックでのシリンジ法/ホテル等でのタイミング法
- 妊娠判定 & DNA検査(7〜8週)
- 妊娠が確認できたら費用を立替
- DNA検査で血縁確定後、契約発効
- 養育費スタート
- 出産月から月10万円支給
- 支払いは銀行振込/公正証書で強制力を確保
4. 公的政策と民間支援の“合わせ技”で未来を守る
支援の種類 | 毎月の金額 | サービス例 |
---|---|---|
国(予定) | 10万円 | 参政党提案の子育て基本給付 |
私(ドナー) | 10万円 | Mother‑Bridge 養育費 |
自治体 | 児童手当 1.5万円 | 0〜2歳対象 |
会社 | 時短勤務・保育料補助 | 就業規則による |
もし参政党の公約が実現すれば、Mother‑Bridge利用者は 月20万円超の継続支援を受けられる計算です。国の制度 × 民間の取り組みが重なれば、もはや「お金がないから子どもは諦める」という選択肢は過去のものになるかもしれません。
5. よくある質問(QUICK版)
Q. 本当に無償? 隠れコストは?
A. ありません。面談交通費・医療費・DNA検査費も私が負担します。
Q. 養育費は途中で止まらない?
A. 止まりません。ご希望があれば弁護士が作成する契約書もご用意可能です。
Q. 法律トラブルが怖い…
A. 認知放棄や面会条件を契約書に盛り込み、弁護士・公証人が立ち会います。
6. 相談してみたいあなたへ
- ステップ1:まずは「精子提供 無料相談」と検索し、複数サービスを比較。
- ステップ2:その中で Mother‑Bridge が合いそうなら、フォームやLINEで気軽にメッセージ。
- ステップ3:30分のオンライン面談で疑問を全部クリアに。決断はその後ゆっくりで大丈夫。
「まだ情報収集の段階だけど…」という方こそ大歓迎です。「収入や年齢が理由で諦めかけていた夢」が、具体的なプランに変わるかもしれません。
おわりに
参政党の掲げる月10万円給付は、少子化に悩む日本にとって大胆な一手です。けれど、法案が動くのを待つ間にも私たちの“いま”は流れていきます。
だからこそ、民間でも先に一歩を踏み出す。
「子育ては社会全体で支えるもの」と言われても、実際にあなたの毎日に寄り添ってくれる人や仕組みがなければ心細いものです。参政党の給付が現実になる日が来ても、制度はあくまで“ベース”。そのうえで、個人同士が顔の見える形で手を差し伸べ合う温度感は、数字では測れない安心を生み出します。私は、月10万円というお金以上に「あなたは一人じゃないよ」というメッセージを届けたいのです。
子どもが泣き止まず眠れない夜、保育園の書類が山積みになる日、思春期の反抗期に戸惑う瞬間――そんなリアルな場面で「大丈夫、応援しているよ」と言ってくれる存在がいるだけで、人はもう少し踏ん張れます。公的支援と民間の善意がレイヤーのように重なり合ったとき、子どもたちの未来はもっとカラフルになるはず。
もし今あなたが、「いつか母になりたい」「でも方法がわからない」と立ち止まっているなら、まずは“もやもや”を言葉にしてみてください。誰かに相談することで初めて、自分の希望と不安を輪郭づけることができます。メール一通、メッセージ一行でもかまいません。それが、少子化という大きな課題に小さな風穴をあける始まりになると信じています。
あなたの未来の家族づくりを、心から応援しています。
私の活動は“マイクロ政策”かもしれませんが、実際に「子どもを迎えたいけれどお金が不安」という方の背中をそっと押せていると感じています。もしこの記事があなたの心に少しでも灯をともせたなら、まずはメッセージだけでも送ってみてください。将来、あなたが抱きしめるわが子の温もりに、その一歩がつながっているかもしれません。